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独立行政法人国立病院機構 指宿医療センター循環器内科は、循環器専門医4名と循環器専修医1名で指宿・南薩医療圏の地域医療に貢献しています。循環器専門医全員が総合内科専門医の資格を持ち、循環器疾患のみならず内科疾患全般(呼吸器疾患、代謝疾患、血液疾患、感染症、認知症等)を幅広く担当しています。重症冠動脈疾患や緊急手術例、心臓手術適応例などは鹿児島医療センターと緊密に連携しており、第2循環器内科から定期的に派遣される若手循環器専攻医師の育成も行っています。また、黎明創始者の中村一彦先生には総合内科医師として週2回、外来勤務して頂いています。中村先生のエッセイ「田舎医者の流儀」は233回を数え、当院ホームページに隔週で掲載中ですので是非ご覧ください。

2022年度は、PCI/EVT施行115例、ペースメーカー植え込み術46例、心エコー検査2364例、心不全入院153例でした。HCU4床で循環器救急疾患に対応していますが、高齢化社会においては循環器疾患だけでなく多様な併存疾患にも柔軟に対応する必要があります。

指宿医療センターは「全人的な医療」を目指しています。また、学会活動や論文作成にも注力し医療レベルの向上にも努めています。

最近の作成論文は下記の通りです。(文責 鹿島克郎)

 

Katsuro Kashima, Masaomi Ooi, Yusuke Yoshishige, Kazuyo Kawabata:

Cardiomegaly and Low Voltage Suggest Cardiac Involvement in a Patient With Hypereosinophilic Syndrome:   

A Case Report. Cureus15 (5): e39354. 05/22/2023 DOI 10.7759/cureus.39354

 

大井正臣、立岡修治、松本和久、村山剛大、吉重祐介、川畑和代、鹿島克郎、中村一彦、曽我欣治:

左室乳頭筋に発生し腫瘍増大がみられた乳頭状線維弾性腫の1例.

心臓2023; 55: 268-273

 

村山剛大、豊川建二、操 強志、大井正臣、吉重祐介、川畑和代、鹿島克郎、曽我欣治:

エルゴメーター運動負荷ABPIで下肢虚血を証明できた急性B型大動脈解離の1例.

心臓2023; 9月号掲載予定

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