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2023年11月11日〜13日、アメリカのフィラデルフィアで開かれた、AHA (米国心臓協会学術集会) 2023の発表演題に鹿児島医療センター東健作先生の「Impact on effectiveness of Carvedilol and Bisoprolol for patients with heart failure aged 80 years old and older」がアクセプトされ、村山剛大先生、研修医の3人の先生方ともに学会参加を行いました。お二人からのメッセージを共有いたします。

 

◯東健作先生からのメッセージ

11/9-11/16にAHA Scientific sessions 2023に参加するため アメリカに行ってまいりました。村山先生と研修医3人で参加させていただきました。現地フィラデルフィアは、やはり治安が悪く、夜になると学会会場裏のコンビニ周辺にまでも多くのホームレスが集まっており、本当にこういうところで大きな学会が行われるような雰囲気ではありませんでした。しかし、学会自体は参加者も比較的多く、活気のある会場の中で行われました。私の演題にもいくつか質問をいただき今後の課題もみえました。4年前にも同会場で参加させていただき、その時に訪れた学会会場横のフードマーケットやレストランなどを散策しましたが、長期の滞在には不安もあり、学会終了後は南のワシントンDCへ移動しました。しかしそこでも、イスラエルでの戦争による大規模なデモが行われており、多くの警官と交通規制に観光もままならない状態でした。とにかく今回は参加者全員大きなトラブルもなく元気で帰国できたことが何よりです。当院スタッフや多くのOBの先生方に多大なるご支援を頂きまして、無事学会参加できましたことを感謝申し上げるとともに、今後も海外学会に積極的に参加できるよう頑張っていく所存でございます。これからもご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

◯塚田光助先生(鹿児島医療センター研修医)からのメッセージ

この度AHA 2023 米国心臓病学会に参加させいていただいた鹿児島医療センター研修医の塚田光助と申します。私にとって今回のAHAは初めての国際学会で、世界各国から発表者や企業の方が来ており、国内の学会では味わったことのない、人の多さ・会場の規模・学会の大きさに終始圧倒されたと共に、研修医のうちにこのような学会に参加するというとても貴重な経験をさせていただきました。内容としては、専門的で難しいものから研修医の自分たちでも理解できる内容のものまで非常に幅広いテーマの発表があり、大変勉強になりました。また、発表だけでなく、企業の展示会もあり、実際にハンズオンでデバイスに触れる機会も設けられており、とてもいい経験ができました。最後になりましたが、今回AHA に連れていっていただいた東先生、村山先生、黎明グループの先生方ありがとうございました。今回の学会で学んだことを今後の医師生活に生かしていきたいです。

 

2023年4月8日にEuropean Heart Journal Cardiovascular Flashlightにpublishされた中別府麻里先生の「Constrictive pericarditis with massive pericardial effusion」を共有いたします。

ぜひご覧ください。

論文はこちら

2023年3月15日に月間心臓で発行された大井正臣先生の「左室乳頭筋に発生し腫瘍増大がみられた乳頭状繊維弾性腫の一例」を共有いたします。

是非ご覧ください。

論文へのリンクはこちら

指宿医療センター吉重祐介先生のCase report がCureusにPublishされました。下肢閉塞性動脈硬化症に対する上腕動脈アプローチでの治療に関する論文です。

 

Perforation of the Brachial Artery During Percutaneous Lower Extremity Angioplasty via the Brachial Artery Approach Resulting in Difficulties in Balloon Catheter Removal: A Case Report

Yusuke Yoshishige • Katsuro Kashima • Kenichi Arata • Masaomi Ooi • Kazuyo Kawabata

 

オープンアクセスですので、下記リンクからぜひご覧ください。

論文へのリンク → https://www.cureus.com/articles/203462-perforation-of-the-brachial-artery-during-percutaneous-lower-extremity-angioplasty-via-the-brachial-artery-approach-resulting-in-difficulties-in-balloon-catheter-removal-a-case-report?score_article=true#!/

2023年11月17日(金)〜19日(日)に福岡国際会議場/福岡サンパレスで開かれる、カテーテルアブレーション関連秋季大会にて、鹿児島医療センター不整脈治療科 塗木徳人先生がご登壇されます。

 

<カテーテルアブレーション関連秋季大会2023>

教育セミナー5:心電図から考えるカテーテルアブレーション

日時 11月18日(土) 14:15〜15:15

場所 福岡国際会議場 第1会場

座長 笹野 哲郎(東京医科歯科大学循環制御内科学分野)水上 暁(亀田総合病院循環器内科)

演題名 心電図から発作性上室性頻拍を鑑別する

演者 塗木 徳人(鹿児島医療センター不整脈治療科)

よろしくお願いします。

学会へのリンク→https://new.jhrs.or.jp/catheab/

2023年11月10日 (金)14時50分から放送の、KTS鹿児島テレビ「かごnewマルシェ」のコーナーで「心臓弁膜症の症状と治療法」というタイトルで、鹿児島医療センター 循環器内科 平峯聖久先生が御出演されます。

ぜひ、お見逃しなく!!

かごnewマルシェへのリンク→https://www.kts-tv.co.jp/program/marche/

オンライン講演会のお知らせです。鹿児島医療センター循環器内科東健作先生がご登壇されます。

2023年10月30日(月) 19時〜20時

「最新の心不全および高血圧治療の話題 〜ナトリウム利尿ペプチドの有用性を考える〜」

2023年11月22日(月)12:30〜13:00、13:10〜13:40

「日本人高血圧を考える 〜エンレストがもたらす新たな高血圧治療戦略」

いずれもオンライン配信です。QRコードから参加の登録をお願いします。

ご期待ください。

2023年12月2日にアクロス福岡で開かれる、第135回日本循環器学会九州地方会に鹿児島医療センター第2循環器科から4題採択されました。

 

08:30〜09:25 F会場( 6F 601会議室) ⼥性研究者奨励賞セッション

中別府 麻里 「当院の⼼不全患者における, サクビトリル・バルサルタンによる予後と左室駆出率改善についての検討」

09:25〜10:09 A会場( 4F 国際会議場) YIA 臨床研究 (CR) セッション

伊集院 駿  「リードレスペースメーカ植込み前の左脚ブロックは予後に関連する」

13:30〜14:18 B会場( 7F ⼤会議室) 研修医セッション

中馬 洋介  「ECPELLA管理にて救命し得た劇症型リンパ球性⼼筋炎の⼀例」

14:18〜14:58 B会場( 7F ⼤会議室) 研修医セッション 

塚田 光助  「V-A ECMO導⼊により救命し得た肺⾼⾎圧クリーゼの⼀例」
 

第135回日本循環器学会九州地方会ホームページへのリンク→→→https://www.congre.co.jp/k-jcs135/index.html

採択演題一覧へのリンク→→→ https://www.congre.co.jp/k-jcs135/abstract/list_1011.pdf

 

ご期待ください。

2023年10月14日に開かれた、第21回鹿児島県臨床研修医合同研修会にて、鹿児島医療センター第2循環器科で研修を行った、中馬洋介先生が、「ECPEELLA管理にて救命した劇症型リンパ球性心筋炎の一例」の発表を行いました。石川裕輔先生、中別府麻里先生の指導の元、立派に症例提示と質疑応答を行っていました。

本症例は、2023年12月2日にアクロス福岡で開かれる第135回日本循環器学会九州地方会の研修医セッションにも採択されています。

今後とも研修医の先生方の活躍に期待します。

鹿児島医療センター 村山剛大先生が、昨年指宿医療センターに所属されていた際に、執筆した論文が、月刊心臓にpublishされました。

「エルゴメーター運動負荷ABPIで下肢虚血を証明できた急性B型大動脈解離の一例」

村山剛大 豊川健二 操強志 大井正臣 吉重祐介 川畑和代 鹿島克郎 曽我欣治

https://www.jhf.or.jp/pro/shinzo/new_con.html

おめでとうございます!!

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